夏が本格的にやって来たのでしょうか?
梅雨も各地で開け始めて、夏本番がやって来そうです!
そうなるとファッションは勿論の事、全てが夏モードへとシフトしていくでしょうね!
もちろん聴く音楽も♡
夏曲といえばヒップホップの夏曲が気分です!
そこで今回は、夏が来たのでヒップホップの夏曲のおすすめをピックアップしてみました。
あくまで私の独断と偏見によるヒップホップ夏曲のピックアップですので、その部分を差し引いてお楽しみ頂ければと思います。
ヒップホップの夏曲のおすすめのご紹介
ヒップホップの夏曲のおすすめ①Showbiz & A.G.♪ Under Pressure
ヒップホップ夏曲のおすすめ①は、Showbiz & A.G. の♪ Under Pressureです。
イントロ数小節から水の滴る様な音を使ったオケで、私的には涼しい感じがして夏曲にラインナップしている曲です。
ショウビズらしいぶっといドラムが立ってるヒップホップですが、このオケのおかげでショウビズにしてはちょっと軽やかなヒップホップとなっていると感じています。
涼しげな水音を感じながら、風鈴ではないですが、夏を感じられるヒップホップだと思いますが、如何でしょうか?
ヒップホップの夏曲のおすすめ②Lord Finesse ♪ Hip 2 da Game
ヒップホップ夏曲のおすすめ②は、Lord Finesse の♪ Hip 2 da Gameです。
イントロからフィネスらしいエフェクトがかった音色が夏らしいですね!
フィネスはハードコアなオケも得意ですが、爽やか系のトラックがあったり、深いdopeなオケも出来、R&Bとヒップホップを融合したオケなど多才でほぼ天才の域にあるトラックメイカー兼ラッパーです。
この曲を持って南国での夏を過ごした事を思い出します…
このPVも何か夏らしいですよね!
ロードフィネスは最近はシングルを切ってないと思いますが、過去のアルバムはかなりの傑作が多いので是非聴いて見て下さい!
ヒップホップの夏曲のおすすめ③muro ♪ el carnival
ヒップホップ夏曲のおすすめ③は、muro の♪ el carnivalです。
ムロが2000年にリリースしたアルバムの中の曲で、私はいまだにそのHMV渋谷のプロモーションのうちわを持っていたりします。
ムロはご存じヒップホップラッパーで、多くのdopeな曲をドロップしてきました。
ですが、この曲は南米的なトラックにちょっと早口でライムを乗せた今までに無いタイプの曲です。
最近のヒップホップでも、こういう南米系の音で勝負した曲は殆どないのではないでしょうか?
夏がく~れば、思い出す~ではないですが、毎年夏になると聴いている曲なのでご紹介しました!
やっぱムロは天才ですね!
ヒップホップの夏曲のおすすめ④DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince ♪ Summertime
ヒップホップ夏曲のおすすめ④は、DJ Jazzy Jeff & The Fresh Princeの♪ Summertimeです。
皆さんもご存じの曲だと思いますが、知らない方もいらっしゃると思いましたのでご紹介です。
「Fresh Prince」とは、簡単に言えばウィルスミスです。
最初は凄腕DJ Jazzy Jeffと共に「DJ Jazzy Jeff & The Fresh Prince」として音楽活動をされていました。
ウィルスミスは映画のプロモーションでよく日本にも来たりしておなじみだと思います。
このPVもいかにも夏らしく水を掛け合ったり、ブロックパーティー的な賑わいがあって見てるだけで楽しくなります。
最近こういうミッドテンポのヒップホップがなかったりして、今聴いても新鮮です。
ゆったりとしたテンポなので、聴いていてなごみますね!
やっぱ夏は唄って踊って、BBQして飲みたいですね!
ヒップホップの夏曲のおすすめ⑤かせきさいだぁ≡♪じゃっ夏なんで
ヒップホップ夏曲のおすすめ⑤は、かせきさいだぁ≡の♪じゃっ夏なんで です。
この曲は、鉄板ですよね!
イントロからセミの鳴き声で始ります。
日本語でラップをしてヒップホップに載せるには、日本語の良い部分である助詞などの膠着語が逆にアーティストを悩ませます。
ヒップホップはドラムやスネアが定期的なリズムで刻み、そこに言葉を当てて、頭で韻を踏んだり(頭韻)、文言の最後で韻を踏んだり(脚韻)して諧謔性を盛り込み、アーティストの本意を表現する音楽だと私は理解しています。
英語で韻を踏む際には、英語の単語的な一致性、例えばstation , imitationなど「tion」で脚韻を踏みやすいという傾向があったりします。
また英語の単語で、例えば「deregulation」という単語は規制緩和という意味ですが、
de + regulation(規制) という単語構成になっていたりします。
de は「逆」の意味となるので、規制の逆で規制緩和という意味になります。
こんな感じで英語は頭韻も脚韻も踏みやすいですが、日本語は言葉のニュアンスが助詞など多いので、リズムの間隔に収まりにくいという言語的制約があるのではと前々から思っていました。
ですがこの「かせきさいだぁ≡の♪じゃっ夏なんで」で特筆すべきは、例えば最初のverse
♫僕が随分素早く 汽車から降りたため♫
というライムで最初の小節を終えています。
重要なのはこの「ため」です
名詞止めなどで脚韻を踏むのが一般的なヒップホップの王道でしょう。
日本語なら尚更です。
勿論名詞止めで終わっている文節の最後もありますが、この曲では往々にして逸脱しています。
♫梶井基次郎の「檸檬」の中に出てくる様な街の中は♫
文節の最後を「は」という名詞でも無い助詞で終わっていますwwwww
もうお分かりですね!
かせきさいだぁ≡は、ラップをするつもりがない、というか彼らが好きな音楽を行っているだけだと感じます。
彼らはラップも好きなのかも知れません。
そのラップというアートフォームに影響を受けつつ、詩をドラムに載せて楽曲を発表しているというイメージなのかもしれないと個人的に思ったりします。
かせきさいだぁ≡が日常の風景や訥々と詩的に詠み、ドラムの効いたトラックに乗せているヒップホップ?、いやラップ?いやポップス?いやトリップホップ?いや???
そんな音楽のカテゴライズはどうでもいいですね!
そんな事をこの曲は超越しています。
かせきさいだぁ≡の詩の世界を、是非楽しんで頂ければと思います。
今宵もちょっと蒸し暑いですね!
サイダーがあればこんな日は!!
ヒップホップの夏曲のおすすめまとめ

ヒップホップの夏曲のおすすめをピックアップしてきましたが、如何でしたでしょうか?
夏らしいヒップホップを感じて頂ければ幸いです。
夏本番となりましたが、爽やかな夏ヒップホップで夏を乗り超えましょう!